覚えていることと、覚えていないことを感じてみましょう
私たちの脳は、記憶するものと記憶しないものに分けます。
脳の海馬という部分が、それを判断するそうです。
その判断基準は解明されていません。
覚えていたいことも忘れてしまい、逆に、忘れたいことを覚えていることもあります。
でも、忘れるというしくみがあることで、良いこともあります。
もし、すべての記憶を覚えていたなら、とても困ったことになるかもしれません。
曖昧さがなくなり、とても窮屈になりそうです。
でも、ある程度は覚えていないと、それはそれで困ります。
思い出も大切な記憶です。
小さな頃の記憶は、本人よりも親のほうが思い出として多いのでしょうね。
適度に記憶している私たちの脳は、本当によくできていますね。
記憶に、ありがとう。